ものづくり技能の分析、速習化
研究者:榎堀 優間瀬 健二
キーワード
技能分析、見える化、速習化、習得支援
名古屋大学から航空宇宙生産技術開発センターに参画しています。共同研究依頼などお待ちしております。
最近の研究テーマ
✦ 布圧力センサを用いた介護支援
✦ 技能解析・技能伝達支援
✦ 伝統工芸の感性価値伝達
✦ 表情や心拍データを用いたケア効果の検証
(児童相談所, トラウマ治療など)
研究概要
ものづくり技能、特に匠といわれる技巧者の技能は、非属人化が進まないのが現状です。技能者の育成は、長期間にわたる可能性があり人材育成の周期ともマッチしない、どのような視点や手順で取りかかればよいか、現場で受け入れられるか、費用対効果
が見込めないなど様々な問題があります。
このような問題解決は、大学に是非ご相談ください。公的研究資金を共同で調達するなどにより、学術的価値の観点から、すなわち経営とは異なる価値観点から解決策を究明することが可能です。
以下は、航空宇宙生産技術開発センターで進めている、ドリルによる穴あけ技能の分析、速習化です。訓練センターにおける技能訓練の省力化の観点から構築したシステムを使用して頂き、分析用データを収集しました。収集したデータでモデルを構築し、訓練センター外へ利用を広げつつあります。さらに熟練技巧者(匠)にまでシステム活用を展開し、匠の技能を明らかにし、伝承することを目指しています。
産業界へのアピールポイント
- ものづくり技能分析
- 技能の標準化、速習化
- 技能のAI化、機械化
実用化例・活用例
- ドリルの穴あけ技能の分析
- ヤスリがけ技能の分析
- 訓練センターにおける省力化