航空宇宙産業の抜本的な生産性向上のため、大学・企業の研究者が共同で『サイバー・フィジカル・ファクトリー』の実現に向けた研究開発を進めています。
航空宇宙分野に特有の高品質・多品種少量生産について、サイバー分野では、AI(人工知能)、IoT、データ解析、全体最適化等に軸足を置いた『データサイエンス&人工知能研究開発』、またフィジカル分野では、製造・加工技術に軸足を置いた『ロボティクス&コントロール研究開発』の2領域から、相互に密接に連携し活動しています。
サイバー研究分野
データ解析/AI(人工知能)/全体最適化/予防保全
フィジカル空間における実工場の機械や作業者から得られるデータをサイバー空間のデジタルモデルにより情報処理(データ解析、AIによる予測、最適化等)し、リアルタイムにフィジカル空間へ反映するための技術を研究しています。
フィジカル研究分野
高度加工技術/自律ロボット/スマート検査/自律搬送技術
航空機特有の高品質・多品種少量生産において、極めて厳しい品質基準を達成する自律的な加工・組立・検査を実現するための技術や、常にレイアウトが変化する工場内で効率的に自律搬送するための技術等を研究しています。