人材育成活動報告

飛行ロボット授業優秀機選抜対抗戦!「東海クライマックスシリーズ」を開催しました

航空宇宙生産技術開発センターは、9月22日(水)にOKBぎふ清流アリーナにおいて、飛行ロボット授業優秀機選抜対抗戦!「東海クライマックスシリーズ」を開催しました。
 
岐阜大学では工学部所属の4年生、名古屋大学では工学部所属の3年生を対象とした飛行ロボット(自律滑空機)を設計・製作する授業より選抜された優秀機から、どの機体がどこまで飛行できるかを競う「東海クライマックスシリーズ」を昨年に引き続き開催しました。
 
これらの様子は東海国立大学機構 松尾 機構長、吉田 副機構長(岐阜大学長)をはじめとする関係者、および一般観覧者113名の方が会場にて観覧され、オンラインでは後日配信を含めて118名の方が観覧されました。
 
今大会は、岐阜大学2チーム、名古屋大学2チームの合計4チーム14名の学生により競技が行われ、各チーム3回のフライトを行った中で発射台(離陸台)からの距離が最長となるものをチーム記録とするルールにて行いました。名古屋大学Bチームが42.8メートル優勝し、3回のフライトとも40メートルを超える素晴らしい飛行でした。また、今大会では川崎重工業株式会社の有志チームが参加し、機体の主翼の後退角(主翼の角度)が変わる「可変翼」を採用した機体でのフライトなど、学生のフライトとは違った特徴のある機体のフライトも行われました。
 
競技後に行われた大反省会では、それぞれの飛行ロボットのフライト動画を見ながら意見交換がおこなわれました。それでは足らなかったのか、大会終了後も両大学の参加学生が自然に会場の一角に集まり、一つの機体のまわりに車座になって、お互いの知識経験を持ち寄った濃厚なディスカッションが会場撤収時間の掛け声がかかるまで続けられました。3年生や4年生の時に何気なく選択した授業からわずか1、2年で本格的なディスカッションが展開できる ―そのようなプロセスを提供して、若い学生の皆さんに大いに楽しんでもらう― これこそが崇高な目標を掲げる拠点の第一歩にふさわしいと私たちは信じています。

 

飛行ロボットを飛ばす様子(1)

飛行ロボットを飛ばす様子(2)

両大学の学生が交流する様子(1)

両大学の学生が交流する様子(2)

最優秀賞(岐大Eチーム)

優秀賞(名大Bチーム)

特別講演を行う酒井フェロー

集合写真

当日の様子はこちらからご覧ください。

東海クライマックスシリーズ2021ーダイジェスト動画

東海クライマックスシリーズ2021ー学生事前インタビュー

「東海クライマックスシリーズ」全編動画

その他、PR動画を航空宇宙生産技術開発センターの公式youtubeチャンネルにて公開しています。是非ご覧ください。

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