令和2年度宇宙工学講座開講式を開催しました
航空宇宙生産技術開発センターは岐阜大学地域協学センターと協力し、7月6日(月)に令和2年度宇宙工学講座開講式を開催しました。開講式はオンラインで開催され、本講座を受講・聴講する岐阜県内の高校生及び高専生らが参加しました。
宇宙工学講座は、「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+事業)」における高大連携事業の一環として、岐阜大学、岐阜県、各務原市、岐阜県教育委員会、岐阜かがみはら航空宇宙博物館及び岐阜工業高等専門学校が連携して実施されます。岐阜県内の高校生及び3年生までの高専生が、岐阜大学教員、JAXA等の講師による最先端の宇宙工学に関する教育をオンラインで受講することができ、今年度は48名が受講・聴講します。なお、これまでにのべ56校が参加、167名の修了生を輩出しています。
開講式では森脇学長から「ここで得た貴重な経験を今後様々な分野で生かしてほしい。」と挨拶があり、岐阜かかみがはら航空宇宙博物館からの中継、宇宙飛行士の山崎直子さんら国内外の宇宙機関・関係者のビデオメッセージ、受講生紹介などが行われました。
また、講座の5周年を記念し、「宇宙工学講座の過去・現在・未来」と題した座談会が開催され、受講生からの岐阜大学に関する質問等に森脇学長と佐々木地域協学センター副センター長が答えました。座談会では、本講座の修了生らが実施する「はやぶさ2サンプルリターンカプセル観測プロジェクト」についても紹介があり、村井工学部長、益川地域協学センター長からは受講生へエールが送られました。
今後本講座では、12月19日(土)の閉講式までに9回の講義が実施される予定です。
森脇学長と受講生との記念撮影
座談会の様子(左から)
西田哲 工学部准教授 毛利哲也 工学部准教授
森脇久隆 学長 佐々木実 地域協学センター副センター長