構造・FEM解析のためのモデリングとV&V
研究者:永井 学志
キーワード
シミュレーションと実験の比較、FEMキーワード 、CAE、Verification & Validation
お困りの力学現象で、シミュレーション的アプローチが有効であるようならば、一緒に考えましょう!
最近の研究テーマ
✦静磁場と構造が絡む非線形問題のモデリング法(磁歪材料、スマート材料)
✦ 産業ロボットの変形予測(V&V)とその応用
✦ 力学やCAE教育のコモディティ化
✦ 過去の杵柄:建築構造,破壊力学
研究概要
実機の力学的応答値を、FEM(有限要素法)や材料力学を用いて予測し、実測値と予測値の違いをどのように取り扱うべきか、すなわちモデリングから始まり数値計算法まで、いくつかの具体例を扱っております。複合材料の破壊進展や、電磁場が関係する機能性材料の非線形性に関心を持っています。
一方で、企業様が持ち込まれる産業部品にも関心があり、学生研究・教育とを兼ねて、その力学応答の予測値と実測値を比較しています。良く合致することもあれば、逆に力学現象(とくに境界条件)が解明できず合致しないまま終わったこともあります。
理学的側面からは主にFEMによる現象理解を、工学的側面からは材料力学をベースとして補正係数を入れた予測式を提案します。
産業界へのアピールポイント
- 気軽にご相談ください。雑談のみで解決するかも?
- FEM理論や数値計算の視点のみでなく、モデリング視点から、一緒に考えさせてください。
- 簡易な測定装置であれば、Excelとワンボードマイコンで気軽・格安で作成します。
実用化例・活用例
- 極薄シリコンチップ把持時の強度予測(実績)
- 編み物はりの波動伝播予測と破壊(実績)
- 自動車部品のFEM解析(実績)
- GPUによる超並列計算アドオンの開発(実績)