ヒトと共存する様々なロボットシステム設計
研究者:舟洞 佑記
キーワード
センサフュージョン、ドローン点検システム、装着型ロボット、布型ロボット
社会の変容を促すロボット技術開発と社会実装を目指します!
最近の研究テーマ
✦ 自律移動体のロバストな位置推定のためのセンサフュージョン技術
✦ ドローン群による自動点検システム設計
✦ 布型ロボットの設計・モデリング・制御
✦ 着用者との接触力分布を計測・制御可能な装着型ロボット
研究概要
ヒトと共存するロボットシステムについて、システム全体の設計から計測・制御の要素技術開発まで、広く取り組んでいます。現在は以下の3テーマに注力しています。
自律移動体のための計測技術(センサフュージョン)
多様な環境下で作業する自律移動体は、場所・時刻に依存してセンサ情報の信頼性が変動します。センサフュージョン技術で、センサ群から信頼できるセンサ情報を自動抽出し、安定した位置推定・自律移動に貢献します。
ドローン群による自動点検システム設計
ドローン群による外観自動点検の実世界応用が進められている一方で、実運用には課題も残存します。点検要求やハードウェア性能に応じた自律計測システムの設計法を開発し、社会で利活用できる技術の確立に貢献します。
ヒトに直接装着するロボットの設計・モデリング・制御
着用者に加える接触力分布を計測・制御可能な装着型ロボットによる安全な運動アシスト、布型ロボットによる新奇な動作誘導技術や触感覚想起技術を研究し、ヒトと直接触れ合うロボットの基盤技術の構築に貢献します。
産業界へのアピールポイント
- 環境に応じた自律移動用センサの最適化(コスト低減)
- 最新研究も踏まえた実世界問題に適したシステム設計
- 布の能動化による新規サービスや付加価値の創出
実用化例・活用例
- 自律移動体(AMR/AGV/UAV他)の安定した移動
- 要求に応じた大規模設備/空間/地形の点検・計測
- 装着型ロボット(運動アシスト・動作誘導/教示)
- VR/MRでの触感覚想起