グラフを用いた製造現場の課題の見える化
研究者:市来嵜 治
キーワード
経営工学、インダストリアル・エンジニアリング、工程設計、生産管理
様々な現場の皆様との共同研究活動をとおして、生産性向上に貢献できるよう頑張っています。
最近の研究テーマ
✦ APQPにおけるデジタル化を見据えたデータ検討手法
✦ ものの基本変化に着目した組立作業の分析
✦ 流動数分析による生産プロセスの見える化
✦ 累積グラフによる在庫水準の検討
研究概要
経営工学とは「経営上の諸問題を発見して解決するための工学的アプローチを基本としたマネジメント技術」(日本経営工学会)です。
近年の製造現場では、様々な問題が生じており、生産性改善のための取り組みが難しくなってきていると感じています。
私はこれまで、様々な製造工場との共同研究活動をとおして、インダストリアル・エンジニアリングのアプローチにより、現場における課題を明確化するための「見える化」に取り組んできました。
現場の課題を明確化することで、生産性向上につながる様々な知見を導き出せるよう、研究活動に取り組んでいます。
産業界へのアピールポイント
- 様々な製造工場との共同研究活動を実施し、現場の状況の調査、把握をしながら、課題の見える化に取り組んでいます。
- 取り組みの成果の一部は、一般化したうえで学会等で発表しています。
実用化例・活用例
- 組立順序の見える化による工程設計支援
- 累積グラフを用いた資材発注業務の改善