ハンマー打点位置情報の高速な検出
研究者:淸水 恒輔
キーワード
打音検査、タッピングハンマー検出、プロジェクションマッピング
画像処理によって打音検査をアシストします。
最近の研究テーマ
✦ 画像・映像処理
✦ 圧縮符号化国際標準規格
✦ フォーマット準拠暗号化
研究概要
航空機部品などの検査対象物の欠陥を検査する場面において、タッピングハンマー(ハンマー)を用いて検査対象物を欠陥検査する「打音検査」を計算機によってアシストするために、
打音検査における
• 打音情報
• 打点位置情報
を取得・統合するシステムを開発しています(図1)。
本研究では、検査対象物上におけるハンマーでの打点位置をプロジェクションマッピングによってガイドし、そのガイド箇所がハンマーによって打点された場合、ガイドの表示を切り替るシステムを実装しています(図2)。本研究では、打音による欠陥検出とハンマーによる
打点位置情報検出を統合し、実際の航空機部品などの打音検査現場へ応用することを目的とし ています。
産業界へのアピールポイント
- 航空機部品を含む構造物の打音検査のアシスト
- リアルタイムかつ高精度な打点位置検出&表示
実用化例・活用例
- 複合材接着部品の打音検査工程への導入
- 構造物一般の打音検査工程への活用