ロボットによる自動組立の知能化・高度化 ②
研究者:山田 貴孝
キーワード
多指ハンド、6軸力覚センシング、画像処理、組立作業
最近の研究テーマ
✦ 把持の安定性解析・最適把持の設計
✦ 6軸力覚センサを用いた接触状態の知的検出
✦ 器用かつ柔軟な組立作業の実現
研究概要
様々な形状の部品を検出し、器用にハンドリングすることを目指して、手首に力覚センサを、掌にRGB-Dカメラを組み込んだ安価な4指12自由度ハンドを開発しました。組立作業では、複雑かつ多様な接触状態を生じます。6軸力覚センサを利用して、柔軟に作業を実現することを目指します。製品や治具は様々な部品から構成されています。ロボットによる器用かつ柔軟な組立作業の実現を目指します。
産業界へのアピールポイント
- 多指ロボットハンドの開発
- ロボットによるハンドリングと自動組立
- 6軸力覚センサボットによる接触状態の検出
- 画像処理を用いた部品検出
4指ハンドを巧みに操りボルトを締める作業
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3Dプリンタで製作した六角レンチを、掌に装着したRGB-Dカメラで検出し、4本指ハンドで把持し、締める作業を行う。
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4指ハンドで電動工具を把持し、マーカーおよび画像処理を用いて位置決めし、ボルト締め作業を行う。
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4指ハンドで組立型治具を把持し、画像処理で位置を検出し、6軸力覚センサで力を検出しながら、挿入作業を行う。