メタバースの特性を活用した人材育成・職業訓練

研究概要

問題解決方略の創出・多様な学習活動の促進が期待できるヒトとロボットの社会的関係をデザインするため、ヒトと技術の関わり合いのメカニズムを探るインタラクション研究を進めています。
仮想空間では「オゼキサン」というハイブリッド人格で活動し、場所と立場を超えて協働するコミュニティの形成過程や問題解決プロセスについて実験検証型の研究に取り組んでいます。これと並行して活用先となる遠隔操作・マンマシンインターフェイス・ユーザビリティ評価ではAI技術の基礎である熟達化などの高次認知処理の領域からアプローチを行っています。
インクルーシブ教育については、障害者技能競技大会（アビリンピック）のコンピュータ関係の競技に携わっている関係から、障がい者の技術習得にメタバースを活用する実践研究を推進しています。

産業界へのアピールポイント

• メタバース利用がユーザに与える影響を踏まえた提案
• 動作・視点を記録・解析することで行動特性を抽出
• ヒューマンエラーの発生傾向を場面込で統計的に解析
• 空間３Dスキャンからメタバース化までの省力化

実用化例･活用例

• メタバースを活用した遠隔・同時多数の人材育成
• 対象タスクのスキル体系作成の調査を行えます
• 現実では難しい危険場面の体験などの訓練開発
• スキルや動作の熟達化過程を踏まえた育成計画の提案
• メタバースを活用した企業展示・イベント開催支援